なんてことない　拙い話。

何故か　サマージャンボを買おうと思った私は、ふと思い出した。

遠い昔　祖父の知り合いが　当たったんだそうで。

でふとこんな風に言った、
「お金は人を変える。」

当たったから　という訳じゃなさそうだが、その人のその後の人生は決していいモノでは　なかったそうだ。


そもそも‘お金は人を変える”というのには　何処か違和感を感じる。

‘お金は人を変える”というのでは　お金に対して良いイメージは抱けない。

私は　‘お金が”ではなく、‘人はお金でも変わる”
といった方が正しいのではないんだろうか？と思う。

その根拠としてはこんな話もある。

私はついこの間時計を買いました。
値段も手頃で　少し洒落ていたので。

この時にふと思いました、
「もし自分が大金持ちなら　この時計を買っただろうか？」

実際その立場にたたないと分からないが、答えは多分NO。

その時にはその時の条件に合ったモノを買うだろう。

つまりは、お金がたくさん手に入ったら当然環境が変わる。
環境も変わるんだから人も変わる。

これは考えれば極々自然なことで、

結婚すれば　社会に対する考え方も変わる。
子供を生めば　自分が親だと自覚できる。

自分に弟や妹が生まれれば　兄貴面だってしたくなる。

幼稚園に入れば、小学校に入れば、中学校に入れば、高校に入れば、大学に入れば、会社に入れば。
考え方だって変わる、服装だって変わる、髪型だって変わる、所得だって変わる。

そうこれだけのこと。

では何故？と思うかもしれない。

それは単純なことで　最初に述べたとおりの事。

‘お金が変える”

というから、お金がとても汚いモノに感じるだけである。

そう結局は物事の本質が分かっていれば良いと思う。

そうつまりは、

「なんてことない　拙い話」